お兄ちゃんはそうわたしに話してくれた。
「まだ、好きなんですか?」
「そうだよ。だからね、ひとつの恋が終わったから、
じゃあ次に行こう、っていう歌じゃないんだ」
わたしはそんなふうにいうお兄ちゃんの瞳をみてると、
きっとこのひともそういうひとにちがいない、と思った。
そしてわたしも「そのようなひとになりたい」と。
「そのような人生を送りたい」と。
「まだ、好きなんですか?」
「そうだよ。だからね、ひとつの恋が終わったから、
じゃあ次に行こう、っていう歌じゃないんだ」
わたしはそんなふうにいうお兄ちゃんの瞳をみてると、
きっとこのひともそういうひとにちがいない、と思った。
そしてわたしも「そのようなひとになりたい」と。
「そのような人生を送りたい」と。


