もしもシリーズPart1 もしもシンデレラが勝気だったら

「具体的にはどう書いてあるの?」

現実義姉さんに聞かれる。ふふん、それは…

「『第34章舞踏会編パターン54、舞踏会に行くためのセット一式が欲しい場合』に書いてあるんだよ」

若干引く義母さん義姉さん達。酷くない?

「…読むよ?『まずはいじめられているかのようなかわいそうな、哀れな少女を演じましょう。これには、周りの協力が必須です。自分だけは舞踏会に置いていってもらい、泣いていましょう。すると、優しい優しい魔女「フェアリーゴッドマザー」がやってきて。馬車やドレスを準備してくれます。ただし、魔法の有効期限は深夜0時までです。』だって。協力よろしくねー」
「もし協力しなかったら…?」
「え?うーん、ご飯抜き…とか?1ヶ月くらい」
「よし、協力するよ!」
「頑張って召喚してね!」
「応援してるからね!」

めっちゃ必死だな…。