それは突然のことだった。
「奥様、お嬢様方!王宮への招待状が届きました!どうやら殿下が妃を決めるために国中の女性を集めてパーティーを行うと!」
なんでそこまで詳しく知ってんのよ。招待状見たの?主人の許可なしに?
「まあ!それは素晴らしいわ。それはいつなのかしら?」
突っ込めよ、大事なとこだぞ。
まあ、舞踏会は楽しそうだし、いっか。
「5日後でございます」
「まあ、そうなの!早く準備しなくっちゃね!」
5日後…?え…?
今月ピンチだからいろいろ揃えるお金ないんですけど。
…へそくりも合わせて残高は
チャリーン、チャリーン、チャリーン…
…無理だな。
「諦めてください、義姉さん」
「嫌よっ!出世の大チャンスなのよ!」
「そうよ!しかもお城で豪華ビュッフェよ!食費の削減じゃない!」
「うぐっ…」
お義姉様2号の方は私のことわかってきたわね…
実は食費ってバカにならないのよね。なんせ人数いるから。


