梅雨に濡れるカラダ


「ここが3Aの教室だ。以上」

そう言って深海先生はまた歩き出した。

え、以上?

あたしはあ然としながら深海先生の背中を見つめた。

「ぇ…あのっ!」

あたしは深海先生を追いかけて腕の裾を掴んだ。

「先生のいる場所だけでも教えてください!」

「っ…!おいっ!」

深海先生は少しよろめき、首だけこちらに向けた。