梅雨に濡れるカラダ


「あぁ、叶羽(とわ)。おはよう」

お父さんは優しく笑いかけてきた。

「こんな朝早くから荷物出してるの?」

あたしはお父さんのいるキッチンまで行き、段ボールの中を覗いた。

「あぁ、早く終わらせて色々転校の手続きとかをしないといけないからね」

転校か…。

あたしは、不安の気持ちを胸にお父さんと荷物の整理を始めた。