梅雨に濡れるカラダ


それからあたし達は荷物を運び、家の中を探索したりした。

あたしだけの部屋ができ、2階建て。

憧れていた家の構造だ。

思っていたより中は広くないが、3人暮らしには十分の広さだった。

その日はまだ食材も無く冷蔵庫も無い、あたし達はコンビニのお弁当で夕飯をすませた。


次の日の朝。

あたしはまだ、布団しか引いていない自分の部屋を眺めた。

初めての一人部屋。

あたしはニヤけそうになる顔を我慢して自分の部屋を出た。

「ぁ、お父さん。おはよう」

お父さんが一階のリビングで、お皿やお箸を収納していた。