梅雨に濡れるカラダ


「ねーちゃん……?」

あたしが俯いていると、鈴が寄ってきてあたしの服の裾を軽く掴んだ。

「鈴…」

何かを察したように鈴は、何も言わずにそっとあたしに寄り添った。

鈴は、小4の割によくできた子だ。

あたしが悲しんでる時、何も言わずにそっと側で寄り添ってくれる。

こーゆ所がお母さんによく似ている。

あたしは鈴の手をぎゅっと握った。