その子は少し小柄で可愛い女の子だった。


名前はマミちゃん。


マミちゃんは広告の分野を目指しているみたい。

初対面だけど、優しい子なんだろうなぁってすごく感じ取れる女の子だった。


お互いアドレス交換を済ませ、まだぎこちないながらも交流を深めていった。


マミちゃんは地方から来ていて寮住まい。

しかもなんと同じ地方から来た友達がいるみたいなんだけど

ヮタシとミカと同じで、小・中が同じだった友達らしい。

高校は別で、大学寮で再会したんだと言う。


この偶然がヮタシには単なる偶然とは思えなかった。


リオ「なんか・・・スゴイね。」

ミカ「うん!!」

マミ「ホントー!!その子、マホっていうんだけど・・まだ来てないみたい。
後で紹介するね。」



3人の会話はどんどん進み、既に打ちとけ始めていた。


そんな中、ヮタシはまだ現れないもぅ反対側の

お隣サンの存在が気になってしょうがなかった。


リオ「どんなヒトなんだろぅ・・・・」



そうして、「それではオリエンテーション開始5分前になりましたのでみなさん席についてくださーい。」とのアナウンスが流れた。


ヮタシ達もぉしゃべりを止め、視線を前に集中させる。


そのトキ・・・っいに今まで空席だったヮタシの隣の席の“主”がゃってきた。