「蒼、そろそろあたし、バイト行くね」 教科書を片付けて立ち上がると、蒼も身を起こしてノートを閉じた。 「じゃ、俺もそろそろバイト行こうかな」 蒼は言う。 最近の蒼は研究とバイトに燃えていて。 とうとうレンタルビデオショップとカラオケ店でバイトを始めてしまったのだ。 蒼に言わせれば、二つとも料理することがないらしい。 絶好のバイトだと言っていた。 それにしても、レンタルビデオショップとカラオケ店だなんて。