限界を感じた私は悠里に手紙を出した。


それで電話で全てを話した。




悠里がいなくなった後のこと。







「……これが私にあったこと。
悠里っ、ごめんね‼︎
悠里のこと守れないお姉ちゃんでごめんね!!
苦しかったよね⁉︎
辛かったよね⁉︎


悠里の苦しみがやっとわかったよ。

今までごめんね。」






私は謝ることしかできなかった。








悠「綾奈……。
私は綾奈のことは恨んでない。
だって知ってたの。
綾奈が毎晩、私のことを思って泣いてくれてたの。
そんな人のこと恨めないよ。


むしろ、ありがとう。
あの家で私を愛してくれたたった一人のお姉ちゃんが私は好きだよ。



綾奈……今までよく頑張ったね。
今度は私が綾奈のこと守るよ。」







「っ……ありがとう(泣)」








悠里……私誓うよ。





何があっても、もう悠里を傷つけない。





今度こそ守り抜くよ。