「説明しろっていわれても煜は私の従兄弟なんだけど。」



将「は⁉︎」



翠「マジか、それ。」




「うん。
なんなら煜に電話しようか?」





そう言って私は煜に電話をかけた。


みんなにも聞こえるようにスピーカにしてね。





「もしもし?煜?」




煜「綾奈?
急に電話なんかしてきてどうしたんだ?」




「なんかね、この間煜とあってたのみんなに見られてたらしくて私姫辞めることになりそうなんだよねー」




煜「ちょ、待て。
姫って……お前暴走族に関わってるのか?」




「うん。
あれ?言ってなかったっけ?」




煜「言ってねぇよ!!!!
はぁ……で、どこの姫やってるの?」




「凛螺だけど?
ほら、心さんが総長だったとこ。」





煜「あーそういうことか。」



「ぇ?」




煜「なんで凛螺がお前を姫をやめさせようとしたかわかったわ。

俺が新羅の総長だからだろ?」





「おぉ、正解!!
つか、煜って暴走族だったんだねー
それに総長って(笑)
あの煜が総長とか笑えちゃうわ(笑)」




煜「何笑ってんだよ。
それに、弱かったのは10年も前の話だろ。

俺今強いし。
凛螺とか倒せるし。」






「ぇーそれはないよ。
だってみんな強いんだよ。
それに比べたら煜は弱いよ(笑)」




煜「お前な……」




斗「いい加減二人だけで話すのやめてもらっていい?」




煜「ぁ?誰だお前。」




斗「凛螺の副総長って言えばわかる?」




煜「わかるがなんでお前が綾奈と一緒にいる」




斗「君と綾奈が本当に従兄弟か確かめるため。
でも、みる感じ従兄弟っていうのは本当そうだね。
それにお互い暴走族に関わりがあったこと自体知らなかったぽいし綾奈がスパイっていう可能性はないかな。
ってことで電話切るか。」





そういって斗亜は電話を切った。







「で?わかった?」





将「あや、本当ごめん……。
あやが裏切り者なんだと思っちゃって。」





「ううん、私もごめんね。
いくら知らなかったっていっても煜とあってて。
勘違いさせてごめんね。」





英「まぁ、これで一件落着かな?」





翠「そうだな。」







こんなことがあっても私たちはいつも通りだった。



これが本当の仲間なんだと私は思ってた。





だから、信じた。




みんなのこと。







なのに……なのに……








なんで嘘を信じるの?