何言ってるの？



財閥のためって言ってやっていい事とダメな事もわかんないの？





最低ー



なんでこんな人達に悠里が傷つかないといけないの⁉︎





「やっぱ、私はこんな家継がない。
私もこの家出てく。


あんた達みたいな最低な奴らのそばにいたくない。


さようなら、母さん。」







私は家を出る準備をするために部屋に戻ろうとした。





ガシッ‼︎




母「ま、待ちなさい‼︎
何が気にいらないの？

貴方は社長になれるのよ？
それの何が嫌なの⁉︎」







何が気にいらない？





そんなの決まってる。






「あんた達が気に入らない。

悠里に虐待して傷つけた挙句、捨てたあんた達が。」







母「そう、ならあの子を殺しましょ。


あの子がいるから貴方が私達を嫌う。
なら、殺しちゃえばいいのよ。



あんな出来損ない。」







バシンっ！！






「ほんと最低！！」