「ぇーっと、牧綾奈です‼︎
急だけど私は事故で手と足がほとんど動きません。
もう、走ることは不可能だけどゆっくりなら1人でも動けます。
でも、みんなには迷惑かけると思う。

それに私は凛螺の裏切り者です。
こんな私だけど信じてください‼︎

それでも嫌なら私は出て行きます。」







ぽんぽん……







颯「綾奈は今虐められてる。
凛螺の奴らに裏切られ殴られ、親友だと思ってたやつに裏切られ。
そんな綾奈を俺は助けたい。

なぁ、認めてくれねぇか?」






陵「僕は認めます。
颯斗にここまで言わせる人が悪い人には見えませんし。
それに、凛螺を裏切ったのだって嘘なんでしょ。
あなたの目を見ればわかります。

綾奈、僕にもあなたを守らせてくれませんか?」




「……いいの?」






陵「いいから言っているんですよ。

綾奈、僕達の姫になってください。」




「はい‼︎
でも、他のみんなは?」