颯「それでなんだけど、綾奈に鋭華の姫になって欲しいんだ。」




「鋭華の??」



颯「あぁ。」



「でも、私は凛螺の姫だったんだよ。
それなのに……いいの?」




颯「いいんだよ。
あいつらだって綾奈がやってないってわかってくれるから。

それに、綾奈は俺の彼女だしな。」






彼女……





そっか、私……彼女になったんだ。





「なら、なりたい。
でも、誰かしら反対したら私はやめる。
みんなの居場所を取りたくないから。」





颯「大丈夫。
綾奈ならみんなに認めてもらえるよ。」