夢「私は思ってない。
煜もお父さんもお母さんも家族だなんて思ったことない。」




「なんでそんな嘘をつくの?
それに、前言ってたじゃん‼︎
『大切な家族』だって」




夢「うるさいっ!!!!

あんたのそういう所が嫌いなのよ!!
誰にも愛されるキャラのつもり??
そんなの、ばっかみたい!!!!


それとも同情して欲しいの??
両親に愛されなかった子って。

あー可哀想だわ。
あの子が死んじゃって。
あの子じゃなくてあんたが死ねばよかったのに!!」






「ぃゃ……いやいやいやいやいやーーー!!!!!!!!」






夢「あーあ、もう壊れちゃったの??
でも、もっと壊してあげる(笑)



あの日、お前を襲わせるように指示して凛螺の情報を売ったのはわ・た・し(笑)」








「ぁ……ぃ……ゃ」





私はその場に居たくなくって走って逃げた。





嘘だって信じたくって。






でも、心はそれが真実だって言ってて






だから、私は逃げた






真実を受け止めたくなくって