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「これが私達姉妹にあった事だよ。


綾奈が死んだ次の日、父様と母様は私が死んだことにし“もう一度一緒に暮らそう”という手紙が届いた。


役所でも私が死んだことになってた。


だから、私はあの日から悠里を捨てた。」





心「ごめんな。
ずっと近くにいたのにお前ら姉妹を助けられなくて。」





「おにい……ちゃん(泣)



ごめんなさい、ごめんなさい!!
私のせいで綾奈はっ……!」





ーーギュッ






心「お前のせいじゃない。
それに、綾奈はそういう奴だ。
悠里のためならあいつは喜んで命を捨てる奴なんだから。



それよりも悠里だけでも生きてて良かったよ。
悠里、よく頑張ったな。」