「ちがっ」




綾「でも簡単に言うとそういうことだよね?


私のせいにしないでやりたいならやりたいっていいなよ‼︎
それともなに?
私に遠慮してできなかったって後々言い訳でもしたいの?

悠里のそういうとこ本当嫌い。
自分の意見も言えない人が組長やるなら私がやる。
お爺様に伝えるね。
悠里は私になってほしいからやらないって‼︎



じゃあね。」







そう言って綾奈は走って居なくなった。







「綾奈……」







綾奈にあれだけ言われてもなにも言えなかった。


実際、綾奈になってほしいって思ってるから。
もし周りからなんか言われても綾奈が居たからって言えるって思ってたのも本当。






私……最低だ。





ずっと真正面が綾奈はぶつかってきてくれたのに私はずっと逃げたまま。






今度こそは私もぶつかろう。







そうと決まれば綾奈を追いかけないと‼︎








私は綾奈を追いかけた。