(もしも、なにかしら武器が手に入ったら俺もシロキみたいに……)
恐ろしい怪物たちと戦わなくてはいけないのだろうか。とアラトは眩しく輝きながら形を変えていくガラス玉を眺めていた。
「王女様! あれは……!」
「うむ……私も初めてみるぞ!!」
アラトの心配を余所に、ガラス玉は武器とは思えない形状に変化していく。
四足歩行で翼の生えたそれは、誰がどこから見ても生き物で間違いなかった。
そして眩しい光が収まり、その姿はよりはっきりしてくる。
「ドラ…ゴン……??」
アラトがポカンとしてその小さな竜をみると女性軍が一斉に駆けよってきた。
「ガラス玉から竜が生まれるなんてな!」
「私も初めて見ました!!」
「かわいい……」
皆が可愛がっていると、竜はアラトの方を見て可愛らしく鳴いた。
「ピィ!!」
恐ろしい怪物たちと戦わなくてはいけないのだろうか。とアラトは眩しく輝きながら形を変えていくガラス玉を眺めていた。
「王女様! あれは……!」
「うむ……私も初めてみるぞ!!」
アラトの心配を余所に、ガラス玉は武器とは思えない形状に変化していく。
四足歩行で翼の生えたそれは、誰がどこから見ても生き物で間違いなかった。
そして眩しい光が収まり、その姿はよりはっきりしてくる。
「ドラ…ゴン……??」
アラトがポカンとしてその小さな竜をみると女性軍が一斉に駆けよってきた。
「ガラス玉から竜が生まれるなんてな!」
「私も初めて見ました!!」
「かわいい……」
皆が可愛がっていると、竜はアラトの方を見て可愛らしく鳴いた。
「ピィ!!」