甘くて熱い樹くんの瞳を見つめたら、もう逃げることなんかは出来ない。その視線に酔うように、私はゆっくり瞳を閉じる。

樹くんを好きな自分をようやく認めてあげた夜、私は樹くんの〝好き″も受け取った。