「だって俺が親父の後を継いだら、柚原の姓が途切れるだろ?せっかく真咲の先祖の方が守ってきて下さったのに、そんなことできねぇよ。それに俺は他にやりたい仕事があるし」 って照れくさそうに答えた。 それはプロポーズとも捉えられる言葉。 次第に視界がぼやけてくる。 どうして秋はいつもそんなに嬉しいことを言ってくれるんだろう。 私は我慢できなくなって泣きながら秋に抱きついたのを覚えている。