「なぁ」
「・・・・・・主人に向かって『なぁ』はないでしょ」
「少々お時間頂いてもよろしいでしょうか、お嬢様」
「よろしくてよ」
「『アヒル口』って何」
「だから、敬語を・・・・・・もういいわ」
再びタメ語になったハロスの口調を注意しようとしたが、諦めた。いちいち言ってたら日が暮れてしまう。
「アヒル口?・・・ああ、以前何か流行っていたわね。おもに女子がやるものよ。アヒルを真似た口のこと」
「ふうん。・・・・・・やって?」
「絶対に嫌」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…