舞い上がった雪で君の優しい声しか聞こえていなかったように、私は本当の君を見ていなかった。 2人で歩くのも、君の腕に抱きしめられることも、頭を撫でられることも、全部全部もう最後だけど…… それでも、最後に君に私の言葉を伝えられて良かったよ。 私の思いはこの雪のように舞い上がって消えた。