凛ちゃん…… 私、雅君がスキなの。 私から雅君を取り上げないで。 嗚咽がひどくて、言葉が声にならない。 手を引かれるまま、私は外へと出た。 辺り一面は銀世界に包まれている。 真っ白に降り積もった雪。 氷点下10度くらいになると、積もった雪がキラキラと光り出す。 そして、その上を歩くとギュっギュっと音が鳴る。 ギュっギュっと音を鳴らしながら、君の元へと向かう。