母親は心配そうに私の方を見ている。 「明日から病院だけど…大丈夫?」と 聞いてくる。 大丈夫も何も…死を待ちに行くだけでしょ なんて言えず 「大丈夫だよ」と私は言った。 家に着き、家族で食べる最後の夕飯を食べ お風呂に入り私は部屋の整頓をしていた。 もう必要のない机の上を拭き 掃除機をかけ…物の位置を変えた。 そして引き出しの中に手紙を入れ 寝心地の良い自分のベッドに横になった。