「ここにシンが居るのか?」 「あぁ」 そういえば彰の服も黒い。 黒いパンツに黒のセーター。 「ここで待ってるから、シン呼んで来いよ」 私の言葉に彰は下を向いてしまった。 「人ごみ嫌いなんだよ。シン呼んできて」 もう一度そう言って彰の肩を掴んだ…… 顔を上げた彰の頬には沢山の水滴が…… 何でそんな顔してんだよ。 「……ミナ、シンは死んだ」