「はあ。別に怒ってるわけじゃねんだけどさ。一応国王だから、ケーソツなことができねえんだよ。」
お姉さまは、ホッと胸を撫で下ろした。
「んじゃまあ、ある程度状況を整理しようか。まず、俺らの敵はよう精、よう聖軍改めよう精四天王と当主タクト。奴らの目的は、世界中の森の精霊力で術式を生み出した魔女を現世で作ることと、アルトとやらを復活させること。」
「そう考えると、どちらも直接的に手を下しているわけではありませんね。」
お姉様は平常通り冷静。
「直接だろうが間接だろうが、結論としては倒す一択。しかも、悪魔みたいに広範囲大人数の戦いじゃないなら、遠慮なく銃をぶっ放せる。」
ゲキは…銃バカ炸裂だった。
「せめて敵の情報、あるだけ欲しいですよね。よう精四天王と当主タクトさん。5人の今の本来の実力を教えて頂けますか?」
「わ、分かったわ。」
私がそう言うと、練習場(?)の映像が浮かんだ。
「何だよ。俺らの練習場とそう変わんないじゃん。」
「そう思うわよね、普通は。」
安易なゲキの言葉とは裏腹に、スズさんの見せる真実は衝撃的だった。
お姉さまは、ホッと胸を撫で下ろした。
「んじゃまあ、ある程度状況を整理しようか。まず、俺らの敵はよう精、よう聖軍改めよう精四天王と当主タクト。奴らの目的は、世界中の森の精霊力で術式を生み出した魔女を現世で作ることと、アルトとやらを復活させること。」
「そう考えると、どちらも直接的に手を下しているわけではありませんね。」
お姉様は平常通り冷静。
「直接だろうが間接だろうが、結論としては倒す一択。しかも、悪魔みたいに広範囲大人数の戦いじゃないなら、遠慮なく銃をぶっ放せる。」
ゲキは…銃バカ炸裂だった。
「せめて敵の情報、あるだけ欲しいですよね。よう精四天王と当主タクトさん。5人の今の本来の実力を教えて頂けますか?」
「わ、分かったわ。」
私がそう言うと、練習場(?)の映像が浮かんだ。
「何だよ。俺らの練習場とそう変わんないじゃん。」
「そう思うわよね、普通は。」
安易なゲキの言葉とは裏腹に、スズさんの見せる真実は衝撃的だった。

