それでも歯車は回っていく3 〜王国滅亡編・下〜

「成る程、腐らせた領域(エリア)外だった可能性が…。」



『その説が一つ。もう一つは、自己回復をしたかもしれない。何か術式を使ったりしなかった?』



一番近くにいたフィーネ。何かないかと頭を捻った。



「あ、異様なまでに綺麗な残留思念解読をしていた気が…。」



『ならきっとそれが、土地を活性化させるような術式でしょう。根本は死んでいなかったと思うわ。』



今思えば、言った術式と発動した術式が違うんじゃないかという予想は簡単にできる。



少しだけ頭を冷やして考えてから、ファレリアは呟いた。



「…これは、リクさんと相談してから決めることにします。」



ユキナは「そう、なら次ね。」と言ってから、一瞬迷ったような顔を見せた。けど、時間がないとスルーした。



『じゃあ、フィーネちゃんの足の治し方。有無をはっきりさせるなら、方法はある。』



「ならフィーはッ!」