「むり。」

















「は?」


今度は絋くんが長く沈黙してしまった。


「むりむりむりむり、絶対やだ。じゃあ、そういう事なら私帰るね!じゃーね!!」


私が帰ろうとすると、


「ちょっと待て。」


そう言って右腕を捕まれてしまった