「西岡さん、幼馴染の男の子のどこが好きだったの?あ、これセクハラになっちゃう?」
「いえいえ、大丈夫ですよ。
もう1人幼馴染がいて、あとわたしの兄と4人でいっつも遊んでたんです。
そして、その彼は優しくて、いっつもわたしのこと守ってくれて、ってもう1人の幼馴染もなんですけど、まあわたしにはお兄ちゃんが3人いるみたいだったなあ。
でも、なんでか分かんないけどその彼だけは特別に好きだったんです。
こんな話重いですよね、、うわ、恥ずかしい」
「そんなに一途に想ってもらえるその彼はいいね。絶対重いなんて思わないよ。」
「ふふっそう言ってもらえるとありがたいです。
きゃっ!!」
車が横スレスレを通ってきたから、先生に抱きついちゃった、、
「あわわわ、ごめんなさい!!」
「んーん、大丈夫だよ?ケガはない?
って、あれ?」
「ん?どうかしました!?」
「西岡さん、こんなとこに傷あとが、」
「あ、恥ずかしいなあ。これ、小学生のときに遊んでたジャングルジムから落ちてちょっとだけ縫ったんですよ。さすがにあとはのこってるんですよね、」
「ジャングルジム、西岡、かなで、、
かなちゃん?かなちゃん!そうだよ!かなちゃんだよね!?」
え、かなちゃんって、、、

