「何があったの?」 『それより早く来て!』 ラピスがグイグイと腕を引っ張る。 幸い、私は1番後ろの席のお陰でまだ誰にも気づかれてないけど…きっと時間の問題。 はぁ…しょうがない! あとで、千里ちゃんにノート写させて貰わないとな。 「先生!具合悪いので医務室に…」 「ああ、いいぞ!保健委員付き添ってやりなさい。」 「あ、いいです!1人で!」 「そうか?なら早く行きなさい。」