「これからはバシバシ稚菜にアタックするからな!」




『お肉~♡』



稚菜は竜士の告白より
バーベキューのがいいらしく
竜士を放置している。




『あたしも手伝うよ。』



俺が肉や野菜を切っていると
稚菜が近づいてきた。



「お前は不器用だから泳いでろ!」



昔一緒に暮らしてるとき
料理するたびにケガをしていた稚菜。



危なくて包丁なんか握らせらんない。





プールの方を見ると元水泳選手である
和哉さんの泳ぎにみんなはしゃいでいた。




ずっとこの日々が続けばいい。
たとえ俺がいなくても稚菜が笑っていてくれたら
それだけで俺は救われる。





大将side終