猟犬に愛された姫~ドリームライブ~

竜士には仕事に戻ってもらい
この場にはあたしと真未とことりちゃんと
まりちゃんと春と大将しかいない。



「お前…そんなにはるが気に入らないか?」



大将はあたしをキッと睨みそう言った。



「あたしには大将だけいればいいの。
だからもう帰ろう?
でもまりにはロゼリアに帰ってきてほしい。」




嘘泣きをしながらまりちゃんに
手を伸ばすはるにあたしは吐き気がした。



でもロゼリアを選ぶもパスパレを選ぶも
それを決めるのはまりちゃん自身。



「あたしは…あたしがいたいのは
稚菜さんのグループなの。」




「なんで?」



春はまりちゃんを睨みつけた。




「あたしはアイドルが好き。
でもロゼリアのメンバーははるの道化師みたいで
そんなの楽しくないよ。
稚菜さんがひとりひとりに色を与えて輝きをくれるの。
何より仲間を大切にしてくれる。」




『まりちゃん…』




「あたしね?ロゼリアにいるとき
一度も笑ったことないの。
でも稚菜さん達といるとどんなときも笑っていられる。
だから稚菜さん!みなさん!
あたしをみんなの仲間に入れてください!」




まりちゃんはあたしに深く頭を下げた。