猟犬に愛された姫~ドリームライブ~

「でも竜士は昼飯食ったら戻ってこい。」



「なんで俺だけ…。」



落ち込む竜士に笑っていると
真未とことりは険しい顔をしていた。





「なんで大将くんがいるの?」






縁ちゃんはもちろん
竜士も真未の言葉に不思議そうな顔をした。




『とりあえずお昼行こ?
みんなに説明するから…』




あたしがそう言うと近くの
カフェに向かった。



カフェに入るとちょうど
ついたてのある角のテーブルに座った。
おしゃれなカフェであたしと縁ちゃんの行きつけ。




「まずは縁ちゃんと竜士くんに
大将くんとなにがあったか話さないとね。」



とりあえず注文するとことりちゃんが
あたしにそう言いあたしはうなづいた。




『あたしと大将は2年前まで
結婚を前提に同棲してたの。』



あたしはゆっくり話しはじめた。