猟犬に愛された姫～ドリームライブ～

「ごめん…もしかして正体隠してたの？」



真未はあたしの様子を見て
気づいたらしく謝ってきた。



『ちゃんと言ってなかったあたしが悪いの。
だから謝らないで？』




「お客様か？」



すると整備長と社長と大将が
フロアに入ってきた。



真未とことりちゃんはカバンから
サングラスを出してかけた。



「稚菜の友人の真未です。」



「ことりです。」



2人は自己紹介をするとお辞儀をした。





「なんだ？稚菜に真未にことりって
i☆Risみたいだな（笑）？」




社長の言葉に苦笑いのあたし達。





「そろそろ昼だし。今日は上がりでいいぞ？」



社長の言葉にあたし達はびっくりした。



「あのあたしもいい？」



「今日は母さんがいるから縁もいいぞ！」



やっぱり娘には甘い社長。