-ドサッ。



あたしはステージ裏に着くと
そのまま倒れてしまった。




「稚菜!」



大将はあたしに駆け寄り抱き起こすと
あたしを抱きしめた。




「バカヤロー!ムチャしやがって…」




『次は大将の番だよ。絶対優勝してね?』




「……稚菜。」



あたしの言葉に大将は驚いた顔をした。




「当たり前だろ。」




だけど大将はすぐいつものいじわるな笑顔で
そう言うと真未にあたしを任せて
歓声の中リングに上がって行った。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーー・・・・