あれ、そういえばクニちゃんて…。
「あ、ごめんクニちゃん」
「先週彼女に振られちゃったんだっけ」
「今すぐその口を閉じようか、お前達」
「「いひゃいよ、ふひひゃん。ほっへはふへんはいへ」」
クニちゃんはバレーボール部の顧問してて、彼女より部活に費やす時間が長かった。
まぁ、それは仕方ない。仕事なんだから。
そしたら、『彼女と生徒、どっちが大事なの!?』なんてお決まりのセリフを吐かれて、7年付き合った彼女に振られちゃったらしい。
かわいそうだよね。
クニちゃんにつねられた頰をさすりながら、机の上に乗っかったチョコの山を片付ける。
置き場所どうしようかな。
ひとまずロッカーの上でいいか。



