グループの通話が終わった後、

メイさんとのコチャが動いた。


“真ちゃん”


メイさんが私をこう呼ぶとき、

少しドキッとする。


メンバーとしてではなく、

渚くんの彼女として見られてるって感じる。


「どうしました?」


あれから、何もないとは言っても、

少しだけ変わったこと。


メイさんが通話をしてくるようになった。