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「落ち着いたか?」
「うん、ありがとう。」
あの後、私は肩を貸してもらって近くの公園まで歩いてきた。
どのくらいここに座ってるかな?
30分は絶対に経ってる、、、。
「今日はごめんね。
色々と迷惑かけちゃって。」
「別に、迷惑とか思ってないから。」
「でも、助けてもらったうえに落ち着くまで
近くにいてくれてるし、幸くんは座らない
でずっと立ってるし。
スッゴイ迷惑かけてるとしか思えない。」
「助けたのは、見かけたからだし、座らない
のは、自分なりに鍛えてるつもりだから。
俺、今サッカーしてるから、足鍛えるのに
できるだけ座んねぇようにしてんだ。
電車とかでも。」
「へぇ〜、小さいことからすごい頑張ってる
んだね〜。」
「園田が思ってるほどやってねぇよ。
、、、それに。」
「ん?」
「それに、2人でベンチ座ってたりして、園田
の知り合いにでも見られたら、お前困ると
思って。」
「え、なんで?」
「いや、さっき助ける時も言ったけど、ツレ
だって思われたら、それこそ迷惑だろ?」
「え⁉︎そんな事考えてたの⁉︎
別に迷惑じゃ無いよ!
私、付き合ってる人いないし‼︎」
「そ、うなんだ。」
少し安心したような表情を見せた幸くん。
(ん?なんで?
、、、っていうか‼︎)
「っていうか、幸くんの方は大丈夫なの?」
「は?」
「は?じゃなくて、彼女さんに私といるとこ
見られたりしたら(焦)」
「大丈夫だって。」
「え?」
「俺も、彼女とかいねぇから。」
「そうなの⁉︎」
「そんなに驚くことか?」
「だって、中学でもモテてたし!」

