「んじゃ、行くか。」

サッ、と態度を切り替えた彼は、そう言うなり歩き出してしまった。

「あ、待って、、、。」

彼を追いかけ、少し後ろに追いついた。

そして、彼の右隣から人1人分くらい後ろに退いた位置で、彼と平行移動をするようにそのまま歩いた。