「あ…柊。歌詞こんなのどう?」

さっき出来上がったばかりのノートを見せる。

「いいじゃん!俺こういうの好き」

ニコと笑いかけられる。

そしてドキドキドキ…と胸が高鳴る。

なんで?なんでなんだろう。

こいつが笑いかけてくるだけで…こんなにドキドキするなんて。

…これが…“恋”なのかな?

でも…恋だとしても…私は…恋をしてはいけないから。

これは…そう。

恋じゃないーーーーーーーーーーーーーーー。