「ちーゆー!!起きないよ〜!」 『はーい。』 お母さんに起こされて私は目を擦りながら洗面所へ向かい歯を磨き顔を洗って、 お馴染みの三つ編み。 制服を着て今日もあの閻魔様のいる校門をくぐる。 まだ眠いと訴えかけている脳。そんな脳を殴りつけるかのように聞こえてくる悪口。 「うっわ。今日も三つ編みだよ」 「やばくね?今どきあんなやついるかよ」 そんな言葉を聞きながら廊下を歩き自分のクラス1の1へ ガラガラガラ