もう好きじゃない

(明日、昼休みに中庭にきて)
そう翔夜にメールし、すぐに寝た

次の朝起きてメールを見ると
(わかった)
もうメールすることもないだろう
そう思うと目頭が熱くなった


そして昼休み

私が中庭に行くと翔夜はもう来ていた

「もう来てたんだね」
「で、どうしたの?」
「あのさ…一昨日なにしてたの?」
「寝坊して家にいたって言ったじゃん」
「違うでしょ」
「は?なにが?」
「知ってるんだから」
「なんの「利奈ちゃんといたこと」」

なかなか言わない翔夜に痺れを切らして遮ってしまった
私が利奈ちゃんを知ってると知らない翔夜は目を見開いた

「なんで利奈のこと知ってるの」
「半年記念の時に2人でいるのを見て知った」
「それからずっと知ってたの」
「うん…」