美「ーっ!!」
私は後ろから殺気を感じて反射的に避けた。
美「…誰」
振り返ってみたらそこには目をまん丸くしている祐さんの姿がある。
祐「み、美月ぃぃぃぃぃ!!!!!」
祐さんは私に抱きついてきた。そして何故かホッとした表情。
祐「誰かの気配感じてさ~!まさか泥棒?!なんて思ったりしてたらまさかの美月だったとはな」
美「ああ…なるほど。私はさっき日向さんに入れてもらいました」
祐「そうかそうか!それでなん用だ?」
美「いや、あの。まず離してください」
祐「ブーブー!」
祐さんは自分より年の低いやつらにはこうして激しい。結婚式に出席したときもみんなに抱きついていたりしていた。

