?「おーーーい!」





その声に重い瞼を開ける。

すると、私の視界には見知らぬ光景と見知らぬ男がいた。





美「…」





状況を把握するためにもう一度目をつぶったが、全くわからなくて、ゆっくりと体を起こした。






?「あ、起きたか?」






…赤髪の男。顔は誰もがうなずくイケメン。それだけじゃない。…人を惹き付ける魅力があるのか、私は釘付けになった。





?「大丈夫か?」





美「え?!…あーえーっと…」





この男に見とれてる場合じゃなかったぁ!!






美「ここはどこでしょうか…」






どんなに頭をふるに回転させても答えは一向にでてこない。