……んっ……


目が少しずつ覚めてくると、頭に痛みが走る

「お姫様が目覚めた♪」

目の前には、さっきの男

声を出そうとした時、気がついた。

口が塞がれてる…ガムテープで。それに、車

腕も足もロープで縛られて……!そうだっ!


「んーっ!んーんーーー!」

「あん?なんかいってっぞ、この女」

優生先輩は?!

「んだよ?黙れっつーの」

「んーんーんー!」

優生先輩!


ふと、後ろ座席に目を向けた

そのには、血まみれになった優生先輩が、いた

優生っ……先輩……

目から雫が伝う

ごめんなさい…私のせいで優生先輩まで、傷つけてしまった