「何にしよう」

メニューを開くと美味しそうなものが沢山あった

「俺は、ビーフオムライスとミルクレープ」

「……うーん…じゃあ、ハンバーグとプリン下さい!」

それぞれ違うものを頼む

「任せといて!」

ニカッと豪快に笑う深弦さんは、すごく元気を与えてくれる

初めてあったのに、なんだかすごく落ち着く人だなぁ

「深弦の事考えてんの?」

ちょっとご機嫌斜めに、ニヤリとしながら聞いてくる

「ち、違うよ」

慌ててそう返すと、後でお仕置きだなと言ってきた

そこで、私はもう何言ってもダメだと悟ったので……

「深弦さんって何歳なの?」

質問攻めにしてやる!

「25」

「彼女さんはいるの?」

「つい最近、5年付き合ってた彼女と別れた」

「ごっ、5年!?何で!?」

そろそろ不機嫌になってきちゃった柊羽

「……知んね。本人に聞けば」

かなり拗ねてる様子の柊羽

「ふふっ、ごめんね、柊羽」

ちょっと様子を伺いながら聞くと、口を手で抑えながらそっぽ向く

「柊羽?」

「前言ったよね?それ反則って。」

そう言えば、かなり前にも言われた気が……

でも、どうしてだろう?

未だに理解できない私は…やっぱりバカ!?