クリスマスの日

私と新村くんの関係は終わってしまった

私は、泣きながら私の名前を叫ぶ新村くんを、置いて…静かに涙を流しながら帰った



そして、今日、12月31日大晦日

紅ちゃんが家に来ていた……もちろん、別れたことも言った

「しずく…本当にそれでよかったの?」

「すごくね、かわいい人だったの」

「だから?だから別れたの?」

「……新村くんには、本当に好きな人と、幸せになって欲しい」


紅ちゃんは、納得していなかった

「あいつは、本気だと思うけど」

けれど、今の私にはその言葉は届かなかった