その行動にまた心臓が…いい加減壊れてしまうんじゃあないかなと心配になるほどドキドキてします



_______ドドーンッ!



そんな中、花火が打ち上げられました

「花火……」

「意外とここ見えるね」

とっても綺麗で…新村くんへの想いも一緒に溢れてしまいそうで……

「…しずく」

呼ばれて横を向くと、新村くんに抱きしめられました

「……にいむら、くん?」

「ごめんっ……けど、俺…もう」

耳元で囁かれる新村くんの声は何となく色っぽくて

ドキドキうるさいけれど、どこか落ち着いていて

「もう、誤魔化しきれない」

そう言いながら、私から離れて私の目を見つめる

花火の音と響きを感じながら、新村くんの唇が私の唇に重なった