面倒見が良いから、中学の時にお世話になってたから。その代わりとはいってはなんだけど。



「すまん、月岡」
「いいよ。いい?ゆっちゃん」
「良いけどー」



良かった。って…納得してる顔じゃないけど。



「…俺、忘れられてない?」
「鳥羽はなんとかなるだろって思って」
「星汰は……まぁな」
「ヒドイね2人とも」



3人仲いいんだな。
私は少し後ろからそっと3人を見る。

そりゃもう1年はずっと一緒にいるもんね。泊まり中により仲良くなれたらいいな。
私も入れてもらえるように。



「ありがとう、月岡さん」
「え?あぁ、どういたしまして」



私の方を振り返った鳥羽くんの笑顔がキラキラしてて、やっぱり直視出来なかったのは私の中に閉まっておこう。