ユキとセツナ





「おい、早く入れよー」


クウが扉を開けたまま待ってくれてたらしい

ありがとうって言いながら私は急いで中に入った


「ユキ遅かったね、あ、お茶飲む?」


あぁ、クウと違って優しい声が聞こえる

今私に言ってきた男がカイ。

クウの双子の弟だ


「ありがと、カイ!今日も優しくてイケメンだね!!」



「ユキは今日も可愛いね」

あははって優しく笑ってクウが言った